出雲工業高校(出雲市上塩冶町)電子機械科の3年生5人がこのほど、車いす利用者の意見を反映して既存の車いすを電動化し、障害者支援施設「ハートピア出雲」(同市武志町)でお披露目した。
授業の一環で取り組み、施設利用者の40代男性に付け加えたい機能や不便な点などを聞き取り、市販の車いすを改良して製作した。
30センチ距離内の人や物を検知すると音が鳴る超音波センサーを前後に設置。周囲に車いすの接近を知らせ、利用者は障害物の存在に気づくことができるようにした。手動と電動の切り替えは手元のクラッチで行い、スピードは3段階で調整できる。
車いすは学校で保管し、利用希望があれば貸し出すという。施設職員10人の前で操作し、出来栄えを披露した吉田圭佑さん(18)は「センサーなどいろいろな機能を活用して外出を楽しんでもらえたらうれしい」と話した。
(平井優香)













