「おしん」(1983年)の第1回を見た時の衝撃は、今でもよく覚えている。主人公のおしんは終盤近くの数秒間しか登場せず、ほとんどは、おしんの家族らがただ言い争いをしているだけなのだが、そのやりとりの濃密さに当時小学生だった私は、心をわし...