「いったいこの先、どうなっていくのか」

 都内に住む米田恭子さん(仮名、40代後半)の心配は尽きない。現在、小学校と保育園に通う子ども2人を育てながら働いているが、賃金が上がらないまま物価は上昇している。アパレル関係の仕事に就く恭子さん。新型コロナウイルスの終息が見えない中、売り上げが減り、常に失職と隣り合わせの状況だ。そこへロシアとウクライナの間で戦争が勃発。円安が進んでいけば、ますます先行きは不透明だ。

 不安材料はほかにもある。1年前に北関東にある実家の母(70代)が脳出血で倒れ、介護を要する状態となった。今は恭子さんの父が介護を担っているが、父も70代で無理はできない。週の半分は介護施設、もう半分はデイサービスを利用しながら母が自宅で過ごすことで父の体力維持を図ってきた。その父が激しい腰痛を訴え始め、いつまで老老介護を維持できるか分からない。そして、もし父が突然倒れた時はどうするのか。母は認知症が始まり、電話をかけることすらできなくなっている。

 子どもと離れて暮らす高齢者向けの「見守り」サービスは、...