スイーツ複合施設「ＫＡＫＡ・ＩＺＵＭＯ」＝出雲市江田町
「壺焼きいも」や「益田アムスメロンミルク」などのジェラート
山陰両県の素材を使ったスイーツを販売する「ＫＡＫＡ．ＩＺＵＭＯ」が今春、出雲市江田町にオープンした。益田市産のアムスメロンや邑南町のブルーベリーなど旬の果物を使ったジェラートと、出雲市特産のサツマイモ「西浜いも」のスイーツが人気を集めている。
どじょう掬（すく）いまんじゅうで知られる中浦食品（松江市東出雲町錦浜）が地元の食材を広めようと運営。スイーツのほか、ジャムや紅茶などを並べる。
人気のジェラート（シングル４００円、ダブル５００円）は素材の味が生きるよう毎朝作りたてのものを並べる。フルーツのほかに「壺（つぼ）焼き芋味」も人気。店舗入り口付近にあるつぼで、職人が２～３時間かけて焼き上げたサツマイモを使う。
つぼ焼きのサツマイモは、焼き芋（Ｍサイズ３５０円）や芋きんつば（１個１５０円）にも使う。出来たての温かいきんつばを、その場で食べられる。
店舗マネージャーの桐原裕幸さん（４３）は「地産地消が店のテーマ。もっと地元の食材の魅力を広めていきたい」と話す。
開店は午前１０時から午後６時。定休日は水曜と第１と第３火曜、電話０８５３（２４）３３００。 （坂上晴香）
