【松江】生花を乾燥させて自然の色と形を残しながら立体的にアレンジするレカンフラワーと押し花の作品の展示会が21日、松江市東朝日町の中国電力ふれあいホールで始まった。草花を巧みに配して動植物や風景に仕立てた力作が並んでいる。24日まで。
山陰中央新報文化センター松江教室で押し花、レカンフラワーの講師を務める野々村美百紀(みゆき)さんと、同出雲教室講師の青山弘枝さんが主催し、毎年開催している。今回は講師2人と両教室の生徒計20人の作品150点を展示した。
「かわいい」をテーマにし、それぞれの作者が風景や動物、装飾を花で表現した。青や紫、赤色といった華やかな配色でクラゲやチョウを描いた作品や、メダルをイメージして中央に据えたピンクのラナンキュラスを華やかに彩った作品が目を引く。
野々村さんは「作者のかわいいを感じながら、好みの作品を探してもらいたい」と来場を呼びかけた。
(中島諒)