神社境内とその周辺では、時々、遙拝所(ようはいじょ)と呼ばれる施設を目にする。

 国語辞典によれば、遙拝とは「遠くへだたった所から、神仏などをはるかに拝むこと」などと説かれる。

 神社神道では、遠方に鎮座する神々や本社にゆかりの他地域の神社を...