米子自動車学校などを運営する学校法人・柳心学園(米子市旗ケ崎2丁目)の理事長に11月に就いた。人口減少などを背景に経営環境が厳しさを増す中、新分野の事業も積極的に展開。「地域に信頼される学校にしたい」と抱負を語る。

少子高齢化が加速する中で学校法人経営にどのように取り組むか。

 「自動車学校は18歳の顧客が中心で、少子高齢化により顧客となる人口は減っている。より魅力的な講習内容を用意し、地域に信頼される学校になり、顧客を獲得する必要がある。まずは営業体制を強化する。これまで各種の事業ごとに行っていた営業活動を、事業の枠を超えて一丸となって取り組むため、各事業から人員を集めてプロジェクトを立ち上げた。学園全体で営業体制を整えて行動できるようにする」

 小型無人機ドローンの基礎講習を行う「ドローン安全大学校」が中国地方で初めて国土交通省航空局が定める免許取得の講習機関に登録された。

 「改正航空法が今年12月に施行され、...