※アプリをご利用の方は、写真をタップし、左にずらすと計2枚の写真をご覧になれます。
前回に続き、倉吉市の成徳小学校にまつわる話題。と言っても、統合を巡る新校名問題ではない。成徳小出身で、大相撲デビューとなった初場所で幕下全勝優勝を飾って、昭和以降では初となる所要1場所での十両昇進を果たした19歳、落合(本名・落合哲也)の話。角界の〝令和の怪物〟の呼び名も出ている。
本格的に相撲に取り組むため、中学は鳥取西中に進学。鳥取城北高時代は高校横綱に2度輝き、昨年の全日本実業団選手権を制するなど、実績と実力は折り紙付きだ。
順風満帆の相撲人生に見えるが、実は葛藤を抱えていたようだ。中学3年だった4年前、...