昨年12月にカナダで開かれた国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、2030年までに世界の陸と海の少なくとも30%を保全することなど23項目からなる生態系保全の国際目標が採択された。各国は実現に向け国家戦略の策定に着手するが、日本国内に目を向ければ、対策実行の主役は個性豊かな自然を抱える各自治体が...