設計・測量や地質調査事業などを手がける建設コンサルタントの(株)共立エンジニヤ(松江市西津田2丁目)の社長を務める。顧客第一、最高品質提供、地域密着を経営方針の柱に掲げ、情報通信技術(ICT)を活用した地形、土木建造物の計測や水中ドローンによる海中検査など、安全・安心で住みやすい生活環境創造に力を入れる。
無人航空機やレーザースキャナーによる3D計測に取り組んでいる。
「ICTを活用し生産性向上につなげるアイコンストラクション事業の推進を受け、2016年に無人航空機を導入し、山陰両県の河川調査や、山陰道、松江北道路の未開通区間の測量計測などで使っている。地上に設置するレーザースキャナーは半径50メートルの範囲内の地形も正確に計測できる装置で、作業人数削減と業務効率化に効果を発揮している。少子化による労働人口減少が加速する中での働き方改革実現に向け、これらの装置を使える技術者の育成に今後も力を入れていく」
水中ドローンによる海中検査の内容は。
「従来の潜水調査は、ダイバーの高齢化による人材不足が顕著で、...
【WEEKLY FACE】山陽側への市場拡大目指し 新技術対応した人材を育成 / (株)共立エンジニヤ(松江市西津田2丁目) 社長 奥田真二氏
残り570文字(全文:1047文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる
特集・連載