【松江】松江市本庄町の中海沿いの土手でガザニアが見頃を迎え、白やオレンジ、黄色の花が咲き競っている。約1万本の花が500メートルにわたって植えられ、時折、中海からの風に揺れ、地元住民や通行人を癒やしている。見頃は5月末まで。
地域の景観を良くしようと、本庄地区の60代から80代までの住民25人でつくる「ガザニアの会」が、2013年に本庄公民館から東へ200メートルの土手に植えた。月に2回、草を刈って手入れをしている。ガザニアは南アフリカが原産で暑さに強く、日中に花が開く特徴があるという。
会の発起人、三代正さん(75)は「花を見て、気持ちが豊かになってくれたらうれしい」と話した。
(井上雅子)