中国山地に抱かれた島根県奥出雲町で肉用牛の繁殖、肥育の一貫経営を手がける。未経験で飛び込んだ牛の世界に約40年間身を置き、今ではスタッフ10人で約1600頭を管理する大規模農場を運営し、島根県産和牛肉の生産基盤を支える。生産資材が高騰する荒波の中にあっても、独自の飼養スタイルや労務体制を貫き、こだわりの牛づくりを続けている。
─飼料価格の高騰が続いており、畜産農家は経営に大きな打撃を受けている。
「世界情勢の悪化を受けたものであり、悲観していても仕方がない。地元にある国産の餌にもっと意識を向け、...
【WEEKLY FACE】独自の飼養や労務体制貫き 島根産和牛づくりこだわる / 農事組合法人中国牧場(島根県奥出雲町下阿井) 代表理事 町谷修二氏
残り744文字(全文:1006文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる