1997年~2011年に岡山-出雲市間を走行した緑色を基調とした381系特急やくもが、11月に復活する。JR西日本のリバイバル企画の一環。4両1編成を塗り直し、上下4本で運行する。
車両は緑色のほか、灰色と黄色で塗装されている。
11月5日に運行を始め、同月中は現在走行している通常の白と朱色を基調とする車両に4両を追加して6両編成で運転。12月以降は単独の4両1編成で運転する。
22年3月に運行開始50周年を記念したリバイバル企画は今回で第3弾。旧国鉄時代のクリーム色をベースにした車両(6両1編成)、1994~2006年に走行したスーパーやくものデザインで紫色をベースにした車両(同)に続く。
30日の会見で、運行を発表したJR西日本山陰支社の佐伯祥一支社長は「歴代のやくものデザインを楽しんでほしい」と呼びかけた。
(柴田広大)