1991年夏、大学生だった川村久恵(52)は、北海道平取町の二風谷を旅行で訪れ、初めてアイヌ民族の文化に直接触れた。アイヌの歴史に興味を持ち、翌年には東京で行われた伝統儀式「カムイノミ」に参加した。そこで出会ったのが旭川市にある川村カ子ト(かわむらかねと)アイヌ記念館の館長、川村兼一だった。雰囲気があって見た目も格好よく「すごい人かも」と直感した。
大学卒業と同時に東京から旭川に移り住み、翌年兼一と結婚した。アイヌや少数民族への関心はあったが、それ以上に兼一...
1991年夏、大学生だった川村久恵(52)は、北海道平取町の二風谷を旅行で訪れ、初めてアイヌ民族の文化に直接触れた。アイヌの歴史に興味を持ち、翌年には東京で行われた伝統儀式「カムイノミ」に参加した。そこで出会ったのが旭川市にある川村カ子ト(かわむらかねと)アイヌ記念館の館長、川村兼一だった。雰囲気があって見た目も格好よく「すごい人かも」と直感した。
大学卒業と同時に東京から旭川に移り住み、翌年兼一と結婚した。アイヌや少数民族への関心はあったが、それ以上に兼一...
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