小伊津漁港に水揚げされたアカアマダイ=出雲市小伊津町
小伊津漁港に水揚げされたアカアマダイ=出雲市小伊津町

 出雲市小伊津町の小伊津漁港で水揚げされる高級魚「アカアマダイ」が旬を迎えている。通年取れる魚種だが、産卵期を迎えた秋口に最も脂がのるといい、好天に恵まれた13日は地元の漁師が朝から船を出して、沖合で赤い魚体を次々と水揚げした。

 この日は7隻が出漁し、計約250キロの水揚げがあった。漁から戻った漁師たちがサイズ別に仕分けし、300グラム以上は大阪府や京都府に向けて出荷し、299グラム以下は県内のスーパーや鮮魚店などに並ぶ。

 アマダイ漁歴約20年の金築茂美さん(77)=出雲市小伊津町=は、沖合6~7キロ付近で漁獲した。午前5時頃に出船し、6時間で約55キロの漁獲量があった。金築さんは「釣果はまずまず。小さいサイズも多く、今後の成長が見込める」と話した。

 アカアマダイは水深70~130メートルに生息し、小伊津町では昔ながらのはえ縄漁業で取る。全長約600メートルの仕掛けには約100本の返しのない針があり、餌のイカの切り身をのみ込ませて釣る。
(藤原康平)