吉本興業所属の漫才師による「漫才のDENDO in 島根」(山陰中央新報社主催)が23日、松江市殿町の島根県民会館であり、M-1王者のミルクボーイなど実力と人気を兼ね備えた漫才師たちが巧みな話術で観客1500人を魅了した。
イベントには中田カウスさんが選んだ6組が出演し、ミルクボーイはおなじみのおかんが忘れたものを考える掛け合いを披露した。見取り図やインディアンス、銀シャリ、プラス・マイナス、ジャグリングが得意なもりやすバンバンビガロもそれぞれ熱演し、観客の笑いをさらった。終盤には、中田さんと見取り図がコンビの出会いなどを面白おかしく語った。
孫2人と来場した松江市八雲町日吉のパート従業員松浦真里さん(65)は「良い思い出になった」と話し、小学3年の弘和君(8)は「みんな面白かった」と笑顔だった。
(古瀬弘治)