浜田市が廃止方針を打ち出している同市上府町のアイススケート場「サン・ビレッジ浜田」について、久保田章市市長が4月、存続の可能性に言及した。最終判断までの検証期間が2年間あるとはいえ、突然の姿勢転換に、廃止方針を決めた市の第三者委員の一部から困惑の声も上がる。浜田にスケート場は必要かどうか、あらためて公の場で話し合う必要がある。 (西部本社報道部・勝部浩文) 

 市長の「再検討発言」は唐突だった。4月上旬、2014年のソチ五輪フィギュアスケートで5位入賞した町田樹さん(31)の請願書を携えて来庁した利用者団体に「あらためて検討する」と即答した。

 スケート場は第三者でつくる「市スポーツ推進審議会」の議論を経て、20年3月に作った市スポーツ施設再配置・整備計画で廃止方針が決まった。存続の再検討条件は21、22年度の2年間で利用者が急増することとしている。

 

 2年間の検証期間を待たずしての市長発言について自らは「(計画の)方針転換ではない」と説明するものの、...