1998年にJR木次線で走り始めたトロッコ列車・奥出雲おろち号のラストランを彩ろうと、運行最終日の23日、雲南市木次町里方の木次駅周辺で「ありがとう『奥出雲おろち号』フェスタ」が開かれる。
主催は、斐伊川・神戸川流域の出雲、雲南両市、奥出雲、飯南両町で構成する「出雲の國・斐伊川サミット」。
駅前広場にステージを設け、雲南吹奏楽団や三刀屋太鼓の演奏や、保育所の園児によるソーラン節など多彩な演目が披露される。サミットを構成する2市2町の事業所による販売ブースもあり、サバサンドや焼き芋、イノシシ肉を使ったコロッケやカレーパンのほか鉄道グッズも並ぶ。
駅近くのチェリヴァホール1階エントランスから隣接する商業施設「マルシェリーズ」1階では、約90メートル間をミニSL「きかんしゃトーマス」が走る。乗車は1人300円(1歳以下無料)。