全国に70店舗を展開する紀伊国屋書店(本社・東京都目黒区)が、出雲市大塚町に「紀伊国屋ゆめタウン出雲店」をオープンした。中国地方では7店舗目で、山陰両県では初出店となる。
ショッピングセンター「ゆめタウン出雲」の2階で、8月まで別の書店が入っていたスペースに10日、開店した。
売り場面積は約680平方メートルで、力を入れる専門書をはじめ、児童書やコミック、雑誌など計15万冊を置き、CDやDVDも取り扱っている。山陰両県に関連する郷土本コーナーも一角に設け、児童書の売り場には、教材などを実際に使って体験できる「KUMONすくえあ」がある。
紀伊国屋書店は2027年の創業100周年までに全国100店舗の展開を目指しており、同社中国地区店売部の小島珠美部長は、山陰両県へのさらなる出店について「良いロケーションがあればぜひ検討したい」とコメントした。
(佐野卓矢)