山陰両県の蔵元で新酒の仕込みが本格化している。松江市南田町の米田酒造の酒蔵では、杜氏(とうじ)や蔵人が高温多湿にした室(むろ)で酒の良しあしを左右するこうじを作る段階で、手際よく進めている。仕込みは来年3月末ごろまで続くという。

 米田酒造では6日に作業を始めた。26日は室温30度以上、...