木次線を盛り上げるイベント「元気いっぱい!木次線まつり」が9、10の両日、雲南市木次町里方のチェリヴァホールで開かれ、鉄道関係者の講演や木次線グッズの販売、映画上映など多彩な催しがある。
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9日午後1時55分から、廃線寸前だった「いすみ鉄道」(千葉県)の再生に尽力し、現在は「えちごトキめき鉄道」(新潟県)の社長を務める鳥塚亮さんが講演する。演題は「危機を乗り越える夢と戦略~ローカル線と地域の活性化~」。10日午後2時15分からは、2024年度に木次線に乗り入れる観光列車・あめつちゆかりのゲストが登壇。列車のコンセプトづくりに携わった映画監督の錦織良成さんと、テーマ曲を制作した歌手の浜田真理子さんが魅力などを語る。
両日とも木次線カレンダーの販売や鉄道関連の映画上映(有料)、元小学館編集者の江上英樹さんが制作したJR出雲坂根駅(島根県奥出雲町八川)周辺のジオラマ展示などがある。
イベントはJR木次線が全線開通した1937年12月12日を記念して実行委員会が企画。問い合わせはチェリヴァホール、電話0854(42)1155。