益田市、島根県津和野町と吉賀町、山口県岩国市を結ぶ国道187号(通称ピュアライン)圏域の魅力を発見してもらおうと、ピュアライン岩国・益田観光連絡協議会がデジタルスタンプラリーを開催している。187号付近の10スポットを訪れると、スタンプを獲得でき、獲得数に応じて豪華賞品が当たる。来年2月末まで。
4自治体と五つの観光協会でつくる同連絡協議会が主催し、日本自動車連盟(JAF)が協力。JAFが全国各地で展開するドライブスタンプラリーの仕組みを活用した。
益田市立歴史文化交流館・れきしーなや日原天文台(津和野町枕瀬)、道野駅むいかいち温泉・産直物産館やくろ、国指定名勝・錦帯橋(岩国市岩国)といった187号近隣の施設や観光スポット10か所が対象。
スマートフォンがあれば無料で参加でき、位置情報を有効にしてQRコードを読み取り、スタンプを取得する。3個以上集めると応募ができ、コンプリート賞(10個)、ハーフコンプリート賞(5個)、ピュアライン賞(3個)に分かれ、ジビエ肉のセットや地元酒蔵の日本酒セットなど圏域の特産品が当たる。
対象施設の一つ、吉賀町柿木、道の駅かきのきむらの河野有希駅長(39)は「ドライブを楽しみながら県境を越えて遊びにきてもらえたらうれしい」と期待した。
(藤本ちあき)