新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していた松江市鹿島町古浦の「干支(えと)みこし」が4年ぶりに復活する。地区の住民でつくる古浦天神会が新年の干支「辰(たつ)」のみこしを制作。「いつも通りの正月が戻ってきた」と地域に伝えるため、本番の1月3日に向けて気持ちを高ぶらせている。
【動画と写真】ワンピースの「カイドウ」をモデルに力作完成 松江・古浦地区の干支みこし
古浦の正月行事「左義長神事」は豊漁や家内安全などを祈願する祭り。250年以上前から続くとされ、約40年前に隣の恵曇地区に習って3日に手作りした干支のみこしを担ぐようになった。
地区ゆかりの30~50代の22人でつくる古浦天神会は新型コロナウイルスの5類移行を受け、再始動を決定。10月15日から...