事業所全体が明るく楽しそうな雰囲気。「働く側の意見が届く職場です」と話す社員の皆さん

この広告は2021年12月14日に山陰経済ウイークリーに掲載した記事広告を再掲しています。

 
 玉造温泉の恵まれた泉質を活かした化粧品ブランド「姫ラボ」を手掛ける(株)玉造温泉まちデコ(松江市玉湯町、角 幸治代表取締役)。本社・店舗併せて40人近い社員のうち、9割が女性で、平均年齢は33~35歳、子育て中の人が半数を占める。

 今回の奨励金は、よりよい職場づくりについて平素から商工会と綿密な情報交換をしていたことでタイミングよく申請できた。

 「すでに導入していた育児短時間勤務制度ですが、対象年齢を拡大しなければ働きやすさの面で不足と考え中学就学前までとしたところ、奨励金の案内がありました」と話すのは、育児休業等の社内第一号利用者であり、福利厚生を担当する総務の大北由恵さん。

 「前例があれば後の人は妊娠・出産時の働き方のイメージがわくはず。まず自分が育児休業を取ることで先々の職場作りにいかしたいと考えました」

 さらに、創業当初20代だった社員らの多くが結婚、出産を迎える年齢になったことから、会社の営業体制そのものを変える決断をした。

 「従来の8時間勤務を7時間半に。8時からの電話対応も9時からとし、休日出勤も最低限の人数で回せるよう就業規則を見直しました」

 WEB受注班長を務める山本綾さんは、4歳・2歳の男児と夫の4人家族。同制度を利用し、午後5時半までの就業時間を30分繰り上げ、5時で帰宅している。「夫は出張もある仕事で、保育所の送迎担当は私。上の子はお迎えが遅くなると寂しくなるほうなので、この時間に会社を出られるのは助かります」。

 会社によっては、育児中の定時退社に冷たい目線もあると聞くだけに、周囲に子育て経験者が多く「早く帰ってあげて」と声をかけあう空気に救われている。

 妊娠中から産後まで、配属や勤務時間の希望を随時聞き取ったり、月1回のシフト決定後の変更にも快く対応する同社。これからも柔軟性と共感力で長く働ける職場づくりにまい進する。


奨励金の申請に関する詳細はこちらから
山陰経済ウイークリーに掲載した広告はこちらから(2021年12月14日掲載)

【お問い合わせ 】
島根県女性活躍推進課
TEL:0852-22-5245
制度の詳細は県のホームページからもご確認いただけます

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