松江藩7代藩主・松平不昧公の時代に創業し、200年以上にわたり、きな粉などの製粉業を営んできた南目製粉(松江市八幡町)。主要な市場である山陰地方は、人口減少や家庭の食の多様化などで環境が大きく変化しているが、若い消費者を取り込むためのマーケティングなど試行錯誤を続ける。
主力商品は、テレビCMなどでおなじみの「ナンメの青豆粉(きなこ)」と「白玉だんごの粉」。皮ごと大釜で焙煎(ばいせん)した北海道産青大豆のきな粉は黄緑色の色合いが特徴で、...
南目製粉、伝統守り新たな風を 創業200年以上「若い親子に使ってもらえるような存在に」
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