好天のなか遊ぶ園児=松江市末次町、末次公園
好天のなか遊ぶ園児=松江市末次町、末次公園

 山陰両県は14日も暖かい空気が流れ込んで季節外れの気温となり、29観測地点のうち全てで今年最高を記録し、11地点で最高気温が20度を超えた。各地で平年より10度以上高くなり、4月から5月上旬並みの気温となった。

 松江、鳥取両地方気象台によると、最高気温は鹿島(松江市)20・9度▽斐川(出雲市)20・7度▽浜田20・1度▽米子20・2度▽塩津(鳥取県大山町)20・1度-など。20・6度を観測した松江市内では、上着を脱いで歩く人の姿が目立った。

 両地方気象台によると15日は低気圧と前線が日本海側から南下し、夜にかけて降雨の予想。16日は気温が下がり、松江で最高8度、最低3度の予報で、急激な温度の変化に注意を呼びかけている。鳥取地方気象台は、積雪がある山地になだれ注意報を継続して発令している。
(黒崎真依)