1級河川・神戸川下流にある出雲市所原町、殿森堰(とのもりぜき)の魚道改修が22日、完成した。改修では石を並べて多様な速さの水流をつくり、アユやウナギなど魚類の往来を手助けする「組石魚道」を導入。魚道を長年研究する日本大学理工学部の安田陽一教授(60)が現地で指導しながら石を組んだ。

 神戸川河口から約18キロにある殿森堰には魚道があるが、...