踏切での事故を減らそうと、JR西日本が遮断機や警報器のない第4種踏切に、ポールを上方向に開く「踏切ゲート-Lite(ライト)」を山陰両県で初めて導入する。3月中旬に山陰線下山踏切(鳥取県湯梨浜町北福)、木次線宮の下踏切(雲南市大東町下久野)の2カ所への設置を予定している。

 新たに設置する踏切は入場時に通行者が手でポールを上に開き、退場時にはポールを押すことで踏切内から出る。通行者に一時停止や左右確認を促すことができる。

 通行は歩行者、自転車、二輪車が対象。これまで第4種踏切は一部で...