中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)が原子力規制委員会の審査に事実上合格したことで、今後は再稼働を認めるかどうかの「地元同意」手続きに焦点が移る。早ければ秋にも始まる見通しだが、中電の安全協定は自治体間で権限に「格差」があり、議論は一筋縄ではいきそうにない。

 「中電がどういう考え方を示す...