個人データを活用して対象を絞り込み、インターネット広告を効率的に配信する「ターゲティング(追跡型)広告」が曲がり角を迎えている。プライバシー保護の機運が高まり、米巨大IT企業のアップルとグーグルが個人データの収集を制限する仕組みを相次いで打ち出したためだ。

 アプリ業者などは、自社で集めた氏名や住所、電話番号など利用者の情報と...