JAしまねがコメ生産者に支援金を支給する背景には、近年の生産コストの増加や異常気象に伴う農家の生産意欲減退への懸念がある。同JAの2023年産米の最終集荷見込数量は計画を下回り、1等米比率は前年を1割超下回った。コメの生産力低下を危惧する同JAや県の関係者は、高温環境に適した品種への移行など中長期の対策にも動いている。
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農家の意欲減退を懸念 高温に強い品種 移行も JAしまね,コメ生産者に支援金
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