【松江】松江市袖師町の岸公園でこのほど、宍道湖で採れたヤマトシジミの無料配布があり、地元の味を求め、多くの来場者でにぎわった。
宍道湖漁業協同組合(松江市袖師町、渡部和夫組合長)が4月23日の「シジミの日」をPRしようと2年前から企画し、3回目。
シジミは朝採れの生140キロ(1袋500グラム)とレトルトパック(1セット120グラム)100セットを無料で配布した。トマトで煮立てたオリジナルのスープも販売。子ども連れらは宍道湖の夕日を眺めながら、スープを味わった。
漁のデモンストレーションもあり、組合員が湖面に船を3隻浮かべて、じょれんで実際に採る様子を見せた。
松江市立津田小学校1年の田中千夏さん(6)は「シジミの日を初めて知った。みそ汁よりトマトスープが気に入った」と笑顔だった。(林李奈)