大型連休恒例の「三隅つつじ祭り」が3日、浜田市三隅町三隅の三隅公園で始まった。色とりどりに咲く約5万本のツツジを多くの来場者が楽しんだ。5日まで。
1955年から続く恒例行事で地元自治会や浜田市観光協会などでつくる実行委員会が主催。ツツジは80年以上前、近くの三隅神社が創建されたのを機に、住民有志らが彩りを加えようと植えたという。
4月の気温が高かったのと同月下旬の雨にたたられ花は散り始めている。それでもピンクや白、紫のツツジが山の斜面に色鮮やかに映り、来場者が写真を撮って楽しんだ。
家族3人で訪れた浜田市熱田町の歯科医師、下間祐輝さん(30)は「とてもきれい」と話した。
祭りは午前10時~午後3時で、屋台や特産品販売のほか石見神楽公演もある。
(宮廻裕樹)