買い物などに必要な公共交通の維持を目指し、倉吉市が山間部の関金町で新たな取り組みを進めている。自治体が出資する会社の収益の一部を地域課題解決に充てるドイツ発祥の「シュタットベルケ」の仕組みを活用。出資する新電力会社の売電収益を乗り合いタクシーの運行経費に充て、公共交通を維持し、持続可能な地域づくりを目指す。市によると、実現すれば全国的に珍しい取り組みになるという。

 計画は鳥取県中部の...