【大田】大田市大森町の大森小学校で21日、自転車や道路横断のマナー向上を指導する交通安全教室があった。近隣の保育園を含めた児童・園児40人が、安全な自転車の乗り方や横断歩道の渡り方を学んだ。
大田署の駐在所警察官や地域の交通安全アドバイザーが指導した。
小学生対象の自転車の乗り方では、ブレーキやライトの整備状況を確認する必要性を学んだ。ブレーキは前輪だけを使うと転倒の恐れがあることや、横断歩道の手前では歩行者を優先して停止するよう指導を受けた。5年生の渡邊結乃(ゆの)さん(10)は「後方の確認など見直さないといけないポイントがあった。安全に乗りたい」と話した。
園児たちは横断歩道の渡り方を学び、首ではなく胸など体ごと動かして左右の確認をする練習をした。(勝部浩文)