島根県出身者と県内在住の洋画愛好者でつくる島根洋画会が松江市袖師町、島根県立美術館ギャラリーで島根洋画展を開催している。油絵、アクリル画、水彩画、版画の計104点を来館者が鑑賞している。16日まで。
会員51点、準会員6点、一般応募の入選作品46点が並ぶ。島根洋画会は県内の文化水準を高めようと年1回展示会を開催し、今回が132回目。一般公募の作品を会員が審査し、優秀な作品に賞を贈る。
島根洋画会賞を受賞した松江市、藤井早苗さんの「Fun City」は大都市・ニューヨークを作者の自由な感性でピンクや黄などさまざまな色で表現した。
京都市南区の会社員、趙俊熹さん(31)は「高いレベルの技術やカラフルな色使いの絵を見られてうれしい」と話した。
午前10時~午後6時、最終日は午後4時まで。入場無料。(小豆沢颯太)