山陰中央新報文化センター松江教室の日本画教室で学ぶ人たちでつくる「青友会」の作品展が13日、松江市東津田町、いきいきプラザ島根で始まった。動植物や人物画など多彩なモチーフの力作21点が並ぶ。無料、16日まで。
会員12人と講師の村上ななほさん(77)が出品した。愛猫家による飼い猫や昆虫好きが描いたトンボ、農業をする人のタケノコやジャガイモなど題材は幅広い。10年近く習う山根健洋さん(79)は優しい雰囲気が漂う美人画を出品した。
日本画は和紙ににじみを抑える液体を塗り、岩絵の具と膠(にかわ)を混ぜて着色する。絵の具になる鉱石の特徴により乾燥すると表面がきらきらと輝くものがあり、作品の魅力を高める。
村上講師は「油絵や水彩画とも違った、日本画の柔らかい雰囲気を楽しんでほしい」と話した。
午前10時~午後5時。16日は午後4時まで。(森みずき)