三陸・常磐産のシラスを使った「しらすコロッケ」200個がこのほど、益田市高津3丁目の「高津子ども食堂」で提供された。東日本大震災の被災地復興を支援するパチンコ店チェーンのダイナム(東京)が地域貢献活動として寄贈し、子どもたちが早速味わって「おいしい」と喜んだ。
ダイナム島根益田店(益田市高津7丁目)アシスタントマネジャーの北淳貴さん(36)が、高津中学校の調理室を訪問。子ども食堂代表の永本鶴枝さん(76)=益田市須子町=にコロッケと目録を手渡した。
永本さんは「大変ありがたい」と感謝し、ボランティアメンバーが早速揚げて、調理したカレーライスとともに親子連れらに手渡した。
家族5人で訪れた高津小学校5年、美濃地花那(はな)さん(11)はこんがり揚げ色がついたコロッケを口に運び「シラスの味がしておいしい」とほほ笑んだ。
同社が2020年から続ける被災地復興支援で、昨年7月からは店舗周辺地の子ども食堂に三陸・常磐産食材を寄付する。山陰両県では出雲市、境港市、鳥取県湯梨浜町の子ども食堂にサンマフライやブリの甘酢あんかけを贈った。
(中山竜一)













