主戦福原ら7人が昨夏を経験。豊富な投手陣を軸に、守り勝つ野球で35年ぶりの甲子園出場を狙う。

 右腕の福原は最速140キロの直球が持ち味。冬季トレーニングの成果で昨年より球速が10キロアップし、球威で抑える。同じく右の川西は制球力が強みだ。右横手の勝部、左の三崎も含め、4人が完投能力を持つ。遊撃の小田が引っ張る守備陣も安定。8強入りした春以降も強化に努め、失点は3点以内を目指す。

 攻撃陣は、9番まで長打を狙える。中軸の川西、飯山は特に勝負強く、足の速い山田らが出塁し、好機をつくりたい。小田の走塁センスにも注目。矢田主将は「苦しい場面も粘って接戦に持ち込み、後半に押し切りたい」と力を込める。
 

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