夏に向けて練習を重ね、本番で実力が発揮できるようになってきた。5月の出雲地区高校野球大会を制し、勢いに乗る。

 攻撃は1年時から試合経験がある1番安井を起点に、3番小村、4番山本が引っ張る。盗塁やヒットエンドランを絡め、走者が自ら考えながら積極的に次の塁を狙う。どこからでも得点できるのが強みだ。

 投手陣は力強い直球が持ち味の主戦岸が柱。変化球を組み合わせ安定した投球を見せる鞁嶋が控える。センターラインを中心として、ミスなく確実にアウトを取れるかどうかが鍵になる。

 失点を3点以内に抑えるのが理想。三原主将は「堅実に守り、チャンスで一本を打てれば思い描く試合展開になる」と力を込める。
 

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