昨夏から主力を務める試合経験豊富なメンバーが多い。突出した選手はいないが走攻守のバランスが良く、総合力で勝負する。
投手陣は梶、田平、山口、塩崎の右腕4枚がそろう。主戦の梶は制球が良くコーナーに投げ分ける。田平は力強い直球で押し、山口は丁寧にコースを突く。塩崎は球威がある。
打線はミート力のある山下、田原が出塁し、長打のある米田、郷原でかえすのが理想の得点パターン。下位にはパンチ力のある水口、李が控え、打線に穴はない。低反発の新基準バット導入で増えると見られる接戦をものにするため、走塁や小技、戦術も磨いた。
安部主将は「先制点を奪って試合のペースをつかみ、僅差で競り勝つ」と力を込める。
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