夏の島根大会では3年連続の合同チーム。今春、2校合わせて1年生10人が入り、人数をそろえた。尾谷監督は「公式戦に出場できる喜びをかみしめつつ、守りからリズムをつくって粘り強く戦いたい」とした。
昨夏も主戦を務めた右腕川上が投打の柱。直球と打者の手元で曲がるスライダーを武器に打たせて取る。俊足好打の1番としてもチームをけん引する。
3年生は両校にそれぞれ1人ずつ在籍。捕球技術と統率力を買われて捕手を務める中島はミート力が高いポイントゲッター。長打力が売りの河田は下位打線に厚みをもたらす。
小技が得意で堅実な守りの遊撃宮原、勝負強く強肩を生かし中堅に転向した小林も、攻守で支える。
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