投打で飛び抜けた選手はいないが、堅実な攻めと守りで競り勝ちたい。今春1年生13人が入部し、戦力に厚みが出てきた。
主戦左腕の楫谷は、切れのある直球と変化球が持ち味。春の県大会は3回戦で、四球を重ねて試合の流れをつくれなかったが、制球が安定してきた。右横投げの松直、右上投げの田原らタイプの異なる投手がそろう。
打撃は永長や柳井らが軸で、柳井には長打力がある。下位打線はしぶとく出塁して上位につなぎ、機動力を生かして得点を狙う。
2、3年は計11人。春まではぎりぎりのチーム編成だったが、1年の加入で練習の幅が広がり、活気が出てきた。月森主将は「一丸になって実力を発揮する」と意気込む。
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