新聞記事をじっくりと読む参加者=松江市寺町、松江センターアゼリア
新聞記事をじっくりと読む参加者=松江市寺町、松江センターアゼリア

 新聞がある生活をより楽しむ「大人の新聞教室」が12日、松江市寺町の松江センターアゼリアであった。参加した23人が、山陰中央新報しんぶん学聞(まなぶん)館(出雲市斐川町上庄原)の担当者から記事の読み方や活用法を学んだ。

 参加者は記事の1段落目にある要点がまとめられた「リード」、大事なニュースから先に書かれた「逆三角形」の記事の作りを学んだ。新聞を使った脳の活性化トレーニングもあった。記事の中から、数字が含まれている記述や共通の部首を持つ漢字を抜き出したり、手を器用に使って新聞を折りたたんだりする体操に取り組んだ。

 参加した山内三郎さん(86)は「逆三角形の作りは『なるほど』と思った。高齢者向けの記事があれば、読んでみたい」と話した。

(森みずき)