崩落した県道の説明を受ける青木一彦参院議員(左から4人目)と高見康裕衆院議員(同3人目)=出雲市大社町日御碕
崩落した県道の説明を受ける青木一彦参院議員(左から4人目)と高見康裕衆院議員(同3人目)=出雲市大社町日御碕

 自民党の青木一彦参院議員(鳥取・島根合区選挙区)や高見康裕衆院議員(島根2区)らが13日、出雲市大社町日御碕地区の県道の崩落現場を視察し、半島部の防災強化に力を入れる考えを示した。

 青木、高見両氏は党所属の島根県議、丸山達也知事、出雲市の飯塚俊之市長らとともに、午後1時半過ぎから約40分間、長さ約50メートルにわたって崩落している状況を確認した。

 県や国土交通省松江国道事務所の職員から迂回(うかい)路や復旧の検討状況などの説明を受けたほか、意見交換した地区住民から救急搬送時の対応やガソリンの確保の不安を伝えられた。

 青木氏は視察後の取材に対し、本年度末に期限を迎える半島振興法の延長を念頭に「(国に)半島の置かれている特殊性をより認識してもらえるように訴える」と述べた。

 (片山皓平)