山陰両県で受け継がれる伝統芸能の保存・継承活動を支援する「伝統芸能助成金」の来年度の助成団体を、山陰中央テレビジョン放送(松江市向島町)の関連会社8社でつくるTSKグループ基金「さんいん未来・縁人」が募集している。2025年度の取り組みに対し、上限30万円を助成する。応募締め切りは12月20日。

 助成対象は、山陰両県に活動の本拠地を置く団体で、古くから受け継がれる民俗芸能などの保存団体か共同組織体。

 対象となる活動は、伝統芸能に関する保存・継承事業▽修復事業▽行事等実施事業▽伝統芸能に寄与する事業-。25年2月に審査委員会で選考し、3月に発表する予定。

 応募は「さんいん未来・縁人」のホームページで様式をダウンロードし、必要事項を記入して郵送する。

 問い合わせはTSKグループ伝統芸能助成事務局、電話0852(20)8888(平日午前10時から午後5時)。