静岡県一家4人殺害事件の再審公判で検察当局は8日、袴田巌さん(88)を無罪とした静岡地裁判決への控訴を断念した。捜査機関による証拠の捏造(ねつぞう)と断定した判決に検察は反発を強めたが、有罪立証の要だった証拠が次々と否定された現実を直視して、観念するしかなくなった。長...
残り1222文字(全文:1357文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる