私がメディアの世界に足を踏み入れたのは、ぺージ最下部のプロフィルにあるように、週刊サッカーマガジン編集部に配属された1994年。サッカーが『仕事』になり、全国高校サッカー選手権大会の都道府県大会(都道府県予選)の動向も追うようになった。
ネットが普及していない時代、各地の結果はファクスで編集部に届いていた記憶があるが、この年の島根県予選決勝は大社と出雲工の顔合わせで、大社が勝ち、当時県内最多となる6回目の出場。ここから島根県予選は長きにわたり、その大社と、1996年度の初出場以降に台頭し、現在県内最多と...