鳥取県警は12日、米子市在住の50代女性が、架空料金請求名目で現金29万5千円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 県警捜査2課によると、女性の携帯に11月28日、NTTファイナンスの職員を名乗る男から「ネットショッピングサイトの利用料が未納で裁判になる」と連絡があった。その後、男からサイトの利用を調査する弁護士費用を払うよう指示され、米子市内のATMから振り込んだ。

 男に「調査結果が分かれば連絡する」と言われて以降は連絡が途絶え、詐欺に気付いた。