松江、出雲両市の写真愛好家でつくる「ファスト・ステップカメラ写真教室」の作品展が、松江市東津田町のいきいきプラザ島根で開かれている。会員20人が撮影した37点が来場者を楽しませている。22日まで。
教室は本木儀和代表(76)=松江市横浜町=が開く。60~80代の会員が月1回集まり、撮影技術や構図を学んでいる。
会場には松江水郷祭の打ち上げ花火をはじめ、チョウなどの生き物、特急やくもや一畑電車といった乗り物など、さまざまなジャンルの写真が並ぶ。藤原博文さんの「spider silk(スパイダー・シルク)」は、クモと巣を横から撮影し、水滴や反射するあざやかな光をうまく収め、来場者の目を引く。
本木代表は「写真からストーリーを想像して楽しんでほしい」と来場を呼びかける。最終日は午後3時まで。(黒崎真依)